中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は10日までに新たに682人増え、合わせて4万98人になりました。
1日の新たな感染者数は、2日連続で600人を超えました。
新たな感染者682人のうち、国内での感染は646人で、残りの36人は海外からの入国者でした。
新たな感染者は、ソウルで251人、京畿道(キョンギド)201人、仁川(インチョン)37人と、首都圏だけで489人に上ったほか、全国で散発的な感染が続いています。
重症患者は23人増えて合わせて172人、死者は8人増えて合わせて564人になりました。
短期間で多くの感染者が発生したことから、重症患者と死亡者の数も急増していて、重症患者の増加による病床不足の懸念が現実化するなど、医療への負担が高まっています。
政府は、首都圏でのさらなる感染拡大を防ぐため、大学付近やソウル駅など、若者が集まる首都圏150か所に臨時の選別診療所を設置し、今後3週間にわたって集中的に検査を実施します。