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文化

キム・ギドク監督が新型コロナで死去

Write: 2020-12-14 09:21:44Update: 2020-12-14 09:50:40

キム・ギドク監督が新型コロナで死去

Photo : YONHAP News

韓国を代表する映画監督の一人で、映画「嘆きのピエタ」などで知られる金基德(キム・ギドク)監督が、滞在先のラトビアで、新型コロナウイルスにより亡くなりました。59歳でした。
ロシアのイタルタス通信によりますと、金監督は現地時間の11日にラトビアの病院で新型コロナウイルスによる合併症で亡くなったということで、現在ラトビアの韓国大使館が、葬儀の手続きなどについて遺族と調整を行っているということです。
金監督は、ラトビアに住宅を購入し、永住権を取得する計画だったと伝えられており、先月20日にラトビアに入国しましたが、今月5日から連絡が取れなかったということです。
金監督は、2004年のベルリン国際映画祭で映画「サマリア」で銀熊賞を受賞したほか、2011年のカンヌ国際映画祭では「アリラン」で「ある視点部門」の最優秀作品賞を受賞。2012年のベネチア国際映画祭では「嘆きのピエタ」で金獅子賞を受賞し、韓国人としては初めて世界3大映画祭で受賞を果たした韓国を代表する映画監督です。
その一方で、2017年に女優を暴行したとして告訴され、翌年、罰金500万ウォンの有罪判決が言い渡されたほか、2018年にも女優やスタッフに対するセクハラ疑惑で物議を醸し、その後は、カザフスタンで映画を撮影するなど、海外での活動を続けていました。

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