駅員、線路の子助け両足切断
Write: 2003-07-28 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
先週、線路に入っていた子どもを助けて両足が切断されたソウル 永登浦駅の駅員に対して義援金が相次いでいます。先週25日午前9時過ぎ、ソウルの永登浦駅の下り列車ホームの線路に10才ほどの子どもが入り込み、ソウル発釜山行きのセマウル号が近づいているのを 永登浦駅の列車運用チーム長の金ヘンギュンさん(42)が見つけ、子どもを安全ラインの外に突き飛ばしましたが、本人はバランスを失って倒れ、左足と右足の指すべてを列車の車輪にはさまれて切断する大けがをしました。金ヘンギュンさんはすぐ病院に運ばれて接合手術を受けましたが、左足の損傷が大きく、10センチほど短くなるという診断が出され、現場復帰は難しい状況となりました。金さんの手術費は8,000万ウォンほどと見込まれ、公務災害が認められて全額 公務員年金管理公団から治療費が出されますが、この話が伝わって続々と義援金が寄せられており、鉄道庁は現場復帰が厳しい場合には子会社への人事異動なども含めて体に無理のない業務に移すことを検討しています。この列車ホームは、ヨーロッパ式の低いもので、子どもは自分で線路に入っていたものとみられていますが、この子と一緒にいた保護者はともに現場から姿を消し、どこの誰なのかも、男の子なのか女の子なのかも分かっていません。
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