韓国の女優ユン・ヨジョン(73)がチョン・イサク監督の映画「ミナリ(英語タイトル:MINARI)」でアメリカのロサンゼルス映画批評家協会賞の助演女優賞を受賞しました。
現地メディアによりますと、ロサンゼルス映画批評家協会賞の授賞式が現地時間の20日に行われ、ユン・ヨジョンは映画「マンク」の出演女優アマンダ・セイフライドを抜いて助演女優賞に輝いたということです。
映画「ミナリ」は、チョン監督の自伝的作品で、ユン・ヨジョンのほか、俳優のスティーブン・ヨンや、女優ハン・イェリなどが1980年代にアメリカに移住した韓国人家族を演じています。
ユン・ヨジョンはこの映画で、アメリカの「サンセット・フィルム・サークル・アワード」、ボストン映画批評家協会賞でも助演女優賞を受賞していて、これで3回目となります。
21日に開かれるシカゴとフロリダ映画批評家協会賞の助演女優賞にもノミネートされています。
映画「ミナリ」は、アメリカ・コロラド州で開催されたデンバー映画祭でも観客賞と最優秀演技賞(スティーブン・ヨン)を受賞したほか、サンダンス映画祭で審査委員賞と観客賞、ミドルバーグ映画祭で観客賞と俳優組合賞などを受賞していて、来年のアカデミー作品賞の候補としても名前が挙がっています。