韓国自主映画協会が選ぶ「ことしの自主映画」に、ユン・ダンビ監督の「姉弟の夏の夜」が選ばれました。
映画「姉弟の夏の夜」は、夏休みの間、古びた祖父の家で過ごすことになった高校生の少女と弟の視線で描かれた家族映画です。
この映画は、ユン・ダンビ監督の長編デビュー作で、釜山国際映画祭や、ニューヨーク・アジアン映画祭など、国内外の多数の映画祭で賞を受賞しています。
韓国自主映画協会は、「姉弟の夏の夜」を選んだ理由について、「思慮深い視線と、巧みな演出が目立つ作品だ。2020年の辛い時期を生きている人たちにとって大きな慰めとなった」として、自主映画への関心を高めることに貢献したと評価しています。