観測史上、初めて寒波警報が出された済州島では、7日、雪や強風により、航空便の欠航が相次ぐなど、交通が混乱しました。
済州空港では、雪や強風の影響で航空便の欠航が相次ぎ、7日午後6時時点で、出発・到着合わせて100便が欠航し、19便が遅延となりました。
この日、済州島に出された大雪警報、強風警報、突風警報は、8日まで延長され、8日も欠航が相次ぐものとみられます。
6日から寒波警報が出されている済州島では、厳しい寒さが続いており、7日にはほとんどの地域で気温が氷点下となりました。寒波警報は最低気温が氷点下15度を下回る状態が2日以上続くと予想される際に出されるもので、済州島に寒波警報が出されたのは、1964年に寒波警報の運用が開始されて以来初めてです。
済州特別自治道は、できるだけ公共交通機関を利用し、車を運転しなければならない場合は、道路事情をリアルタイムで確認し、冬用タイヤやチェーンを装着するよう呼びかけています。