中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、8日までに新たに674人が確認され、累計で6万7358人になりました。
新たな感染者は4日連続で1000人を下回っています。
新たな感染者674人のうち、国内での感染は633人で、残りの41人は海外からの入国者でした。
死者は35人増えて合わせて1081人、重症患者は4人増えて404人になりました。
防疫当局は年明け以降、感染の勢いがやや弱まりつつあると判断していますが、依然として療養型病院や教会を中心とした感染が収まらないうえ、イギリスで見つかった感染力が強いとされる変異ウイルスが国内で広がる可能性もあり、さらに防疫の手綱を引き締める方針です。
全海澈(チョン・ヘチョル)行政安全部長官は8日の中央災害安全対策本部の会議で、「強化された感染予防措置‘社会的距離の確保’の第2.5段階が終わる17日まで、耐えてほしい」と国民に呼びかけました。
そのうえで、8日に発足した「新型コロナワクチン接種推進団」を中心にワクチンの早期接種に向けて準備を徹底させていく考えを示しました。
一方、8日から、室内スポーツ施設のテコンドーやバレエ教室などは、同じ時間帯に収容可能な人数を最大9人以下に制限したうえで運営が認められます。
カラオケや塾に対する運営を認めるかどうかは「社会的距離の確保」の第2.5段階が終わる17日以降決まる見通しです。