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社会

養子虐待死事件 検察は、養母に「殺人罪」を適用

Write: 2021-01-14 10:03:53Update: 2021-01-14 17:56:12

養子虐待死事件 検察は、養母に「殺人罪」を適用

Photo : YONHAP News

養子として引き取った1歳4か月の女の子を虐待して死亡させた罪に問われている養父母の初公判が13日、ソウル南部地方裁判所で開かれ、検察と裁判所は、児童虐待致死の罪で起訴された養母について、公訴事実を殺人罪に変更して審理することに決めました。 
検察は、虐待で死亡したジョンインちゃんの養母、チャン被告に対する起訴内容、主たる公訴事実を児童虐待致死罪から殺人罪に変更し、この公訴事実が無罪と判決された場合の「予備的公訴事実」に、児童虐待致死罪を適用するよう、起訴内容を変更することを裁判所に申請し、裁判所はこれを認めました。
検察は、チャン被告が、体が弱っているジョンインちゃんの腹部に激しい衝撃を加えたら死亡する可能性があることを、知っていたにもかかわらず、腹部を殴ったり、足で踏んだりして、腹部に深刻なけがを負わせ死亡させたとして、虐待致死ではなく、殺人罪を適用すべきだと主張しました。
これに対し、チャン被告は、「親として子供の面倒をみれず、死に至らせたことに対して、責任を痛感しているが、故意に死亡させたのでない」として、殺人の罪を否認しているということです。
一方、養父のアン被告には、チャン被告がジョンインちゃんを虐待していることや、ジョンインちゃんの健康状態を知っていたにもかかわらず黙認したとして、児童遺棄や放任の疑いが問われています。これに対し、アン被告は「娘の体が衰弱していることを知りながらも適切な措置を取らなかったことは認めるが、妻は自分なりの方法で子供のしつけをしていると信じていた。虐待のことを知りながらも放置したのではない」と主張しているということです。

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