中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は25日までに新たに437人が確認され、累計で7万5521人になりました。
新たな感染者437人のうち、国内での感染は405人、残りの32人は海外からの入国者でした。
これまでは、首都圏での感染者数が首都圏以外での感染者数を上回る傾向にありましたが、25日は、首都圏以外での感染者が合わせて229人と、首都圏を上回りました。
死者は、11人増えて1360人になりました。
土日は検査数が少ないこともあって、1日の新たな感染者数は減少する傾向が見られますが、大田(テジョン)の宗教関連施設で発生したクラスター=集団感染で120人あまりの感染が確認され、全体の感染者数が増えました。
丁世均(チョン・セギュン)国務総理は、新たなクラスターの発生に憂慮を示し、大邱(テグ)市や慶尚北道(キョンサンブクト)尚州(サンジュ)市の宗教施設で発生したクラスターのような大規模な感染拡大につながらないよう、初期の対応を徹底するよう指示しました。
政府は、今月末までとなっている政府の感染防止対策「社会的距離の確保」措置や5人以上の私的集まりの禁止措置を継続するかどうかについて、新たな感染者数の推移を見守りながら、今週中に決める方針です。