すべての国民を対象に新型コロナウイルスのワクチンの無料接種が来月から始まりますが、韓国に滞在する外国人については、長期滞在者で、健康保険に加入している人を、接種の対象に含めることになりました。
疾病管理庁が1日、発表したところによりますと、韓国に滞在する外国人の場合、長期滞在者で、健康保険に加入している人を接種の対象に含めるということです。
外国人への接種も、順番は韓国人と同じで、医療従事者から、療養施設などの入所者、65歳以上の高齢者などの順に行われます。
健康保険加入者であるため、接種は無料となります。
結婚移民者の場合は、ほとんどが韓国国民の配偶者であるため、韓国国民として接種を受けられます。
観光客など短期滞在者の場合は、韓国国民の健康を守るためという原則にもとづいて、必要に応じて接種を行うかどうかを判断するということです。
一方、海外に住む韓国人や外国人が、外国でワクチンを接種したとしても、韓国に入国した際に義務付けられる2週間の自宅待機は、これまで通り維持されます。