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社会

新型コロナワクチンの輸送訓練を実施 軍・警察動員して厳重警備

Write: 2021-02-04 09:36:02Update: 2021-02-04 10:48:15

新型コロナワクチンの輸送訓練を実施 軍・警察動員して厳重警備

Photo : YONHAP News

韓国では3日、軍や警察を動員した新型コロナウイルスワクチンの輸送訓練が行われました。
訓練は、アメリカの製薬大手、ファイザーなどが開発したワクチンが仁川国際空港に到着したことを想定したもので、空港に到着したワクチンを冷凍車に積み込み、京畿道(キョンギド)平沢(ピョンテク)の物流センターでの保管を経て、接種場所の医療機関まで輸送するまでの訓練を行いました。
移動の際には、冷凍車の前後に軍や警察の車両が配置され、厳重な警備の中で、保管場所へと運ばれました。
ファイザーのワクチンは、マイナス90度からマイナス60度の超低温状態で輸送する必要があり、訓練では、輸送の際、常に超低温状態を維持できるか確認し、非常事態が発生した際の対応も点検しました。
この日、訓練を視察した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は 、ワクチン接種には、軍と警察を含む民間の能力を総結集しなければならないと強調し、輸送時に不備などが生じないよう重ねて訓練で点検するよう要請しました。
韓国には、早ければ今月中旬に、ワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAXファシリティ」を通じて確保したファイザーのワクチンおよそ6万人分が到着する予定で、新型ウイルス患者の治療にあたる医療関係者から接種が始まる見通しです。

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