アメリカのゴールデングローブ賞の候補作が発表され、これにチョン・イサク監督の映画「ミナリ」が含まれました。
ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)は現地時間の3日、「ミナリ」を含めゴールデングローブ賞外国語映画賞候補の5作を発表しました。
韓国系アメリカ人のチョン・イサク監督がメガホンを握った映画「ミナリ」は、1980年代、アメリカに移住してきた韓国人家族の暮らしを描いた作品で、韓国系アメリカ人のスティーブン・ヨン、韓国女優のハン・イェリ、ユン・ヨジョンが出演したほか、セリフのほとんどが韓国語です。
去年、サンダンス映画祭で初めて公開された「ミナリ」は、最高賞と観客賞を受賞し注目を集めました。
その後、アメリカだけでも50以上の賞を受賞し、現地メディアからも様々な部門でアカデミー賞候補レベルとの評価を受けました。
ただ、ユン・ヨジョンは助演女優賞など20個の賞を受賞し注目されていましたが、ゴールデングローブ賞では候補に選ばれませんでした。
ゴールデングローブ賞は、アカデミー賞とともに、アメリカ映画の2大授賞式と呼ばれ、ことしは現地時間の28日にオンラインで開催される予定です。