イギリスの経済誌が発表した2020年の民主主義指数で、韓国は10点満点で8.01点と、5年ぶりに「完全な民主国家」にランク入りしました。
イギリスの経済誌「エコノミスト」の調査部門「EIU=エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」は、167の国と地域の民主主義を評価する「民主主義指数」を毎年発表していて、各国の民主主義の発展水準を、「完全な民主主義」、「欠陥がある民主主義」、「強権体制との混合型」、「強権体制」の4のランクに分類します。
2020年の民主主義指数で、韓国は10点満点で8.01点と23位で、順位は前の年と同じでしたが、点数は、前の年より0.01点上がり、5年ぶりに「欠陥がある民主主義」から「完全な民主主義」に格上げされました。
項目別の点数をみますと、選挙手続きと多元主義9.17点、政府機能8.21点、政治参加7.22点、政治文化7.50点、市民自由度7.94点でした。
北韓は、1.08点と、前の年に続き、世界最下位となりました。
1位はノルウェー9.81点、2位はアイスランド9.37点、3位はニュージーランド9.25点でした。