メニューへ 本文へ
Go Top

社会

アストラゼネカ製ワクチン 中央薬事審議委員会「条件付きで承認可能」

Write: 2021-02-05 13:53:37Update: 2021-02-05 13:55:16

アストラゼネカ製ワクチン 中央薬事審議委員会「条件付きで承認可能」

Photo : YONHAP News

イギリスの製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスのワクチンについて、中央薬事審議委員会は4日、現在実施中の臨床試験の結果などを提出する条件で承認できるとする意見を示しました。
イギリスの製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、65歳以上の高齢者への接種を推奨しない方針の国がヨーロッパで相次ぐなか、食品医薬品安全処は中央薬事審議委員会を招集し、ワクチンの安全性と有効性について諮問しました。
これを受けて、中央薬事審議委員会は4日、「新型コロナの感染予防のために必要があることや、先に行われた‘新型コロナワクチンの安全性・有効性検証諮問団’による諮問結果を踏まえると、現在実施中の臨床試験の結果などを提出することを条件に承認できる」としました。
ただ、65歳以上への接種は、有効性を評価するデータが不十分なため、慎重に決定する必要があるとしています。
また、妊娠中の人への接種は推奨しないことや、授乳中の人への接種については、「ワクチンが母乳を通じて分泌されるかどうかは不明」とする使用上の注意を添付文書に記述すべきとしました。
食品医薬品安全処は近く最終点検委員会を開き、今回の諮問の結果と、これに先立って示された「新型コロナワクチンの安全性・有効性検証諮問団」の意見を踏まえ、アストラゼネカ製のワクチンを承認するかどうかを決めるとしています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >