1年以上続いている新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、韓国の大手企業の資産ランキングの順位も大きく変わりました。
サムスングループや現代自動車グループをはじめとする上位7グループの順位は変わりませんでしたが、11位からは非対面サービスを提供している企業が新型コロナの影響で順位を大きく伸ばしました。
韓国の企業情報サイト「CEOスコア」は、公正取引委員会が指定した大手企業64社の去年9月時点の公正資産や企業の合併と買収、系列会社の分離などを踏まえ、ことしの資産を予測した結果、合わせて18のグループは去年の順位を維持する一方で、46のグループには順位の変動がみられると予想しました。
サムスングループは、ここ1年で資産規模が15兆5690億ウォン増えて440兆4170億ウォンとなり、圧倒的な1位を占める見通しです。
次いで現代自動車グループが243兆6848億ウォンで2位、SKグループが232兆369億ウォンで3位を維持しました。
4位は137兆1981億ウォンのLGグループ、5位は120兆8702億ウォンのロッテグループ、6位は84兆893億ウォンのポスコ、7位は74兆4049億ウォンのハンファが占め、5位から7位は去年と同じ順位を維持しました。
サムスングループを含めた上位7グループの資産規模は、合わせて1332兆7012億ウォンで、大手企業の資産の58.9%を占めていますが、こうした偏りは続くものとみられます。
一方、10位以下では、新型コロナの影響で、情報技術やゲーム、バイオなど非対面サービスを提供している企業の躍進が目立ちました。
韓国のインターネットサービス大手「カカオ」は、去年23位からことし22位に上昇したほか、ポータルサイト最大手「ネイバー」は41位から34位、オンラインゲームポータルサイト「ネットマーブル」は47位から38位に上昇しました。
また、韓国のバイオ医薬品大手「セルトリオン」は、資産規模が去年の8兆8377億ウォンから5兆ウォン以上増えて13兆8642億ウォンを記録し、順位も45位から25位へと大幅に上昇するものとみられます。