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社会

アストラゼネカのワクチン、韓国で初の使用承認 65歳以上も接種可能

Write: 2021-02-10 15:18:11Update: 2021-02-10 15:49:42

アストラゼネカのワクチン、韓国で初の使用承認 65歳以上も接種可能

Photo : YONHAP News

65歳以上の高齢者への接種をめぐり不安の声がでていたアストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、韓国での使用許可が初めて出ました。
食品医薬品安全処は10日、アストラゼネカのワクチンに対する品目許可を決める最終点検委員会会議を開き、18歳以上のすべての年齢層に対する使用を認めることにしました。
ただ、使用上の注意事項に「65歳以上の高齢者の使用は、慎重に決めなければならない」という文言を記入することになりました。
アストラゼネカのワクチンは、ヨーロッパを中心に50か国で条件付き承認や緊急での使用承認がでていますが、ドイツやフランスなど一部のヨーロッパ諸国では高齢層の接種を制限するよう勧告したほか、スイスではすべての年齢層に対する接種承認を見送っていて、韓国がどのような結論を下すか関心を集めていました。
政府は高齢者に対しても、「安全性と免疫反応において問題はないが、予防効果を確認するための高齢者の臨床試験参加者が7.4%と不足している」と説明し、高齢者に対する接種は、慎重に決めなければならないという条件を追加しました。
医者が接種対象者の状態によってワクチンの接種による有益性を判断したうえで、接種するかどうか決めることになります。
また妊婦については、2回にわたって提示された専門家の意見と同様に、妊娠期間の接種は推奨しないことにしました。
保健当局は今月24日からアストラゼネカのワクチンを委託生産する慶尚北道(キョンサンブクト)安東(アンドン)のSKバイオサイエンスの工場で出荷を開始し、26日から接種を始める予定です。

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