中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は12日までに、新たに403人が確認され、累計で8万2837人になりました。
新たな感染者403人のうち、国内での感染は384人、残りの19人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル155人、京畿道（キョンギド）103人、仁川（インチョン）41人と首都圏だけで299人に上り、全体の78%に達しました。
1日当たりの新たな感染者数は、前の日には半月ぶりに500人台となりましたが、再び400人台に下がりました。
ただ、11日からソルナル＝旧正月連休が始まったため、検査件数が減少した影響もあるとみられています。
首都圏を中心に集団感染が広がるなか、多くの人が移動するソウルナル連休が始まったことから、感染が全国的に拡大する恐れもあります。
重症患者は9人減って161人、死者は11人増えて合わせて1507人になりました。
政府は、来週から適用する感染防止対策「社会的距離の確保」措置のレベルについて、感染の状況を総合的に判断して調整することにしていて、その結果は13日午前に発表するとしています。