韓国で初めて20代の新型コロナウイルスの感染者が亡くなったことが分かりました。
釜山（プサン）市によりますと、今月11日に釜山のグッドヒーリング病院で行われた新型コロナの全数調査で陽性判定を受けた20代の感染者が、翌日の12日に亡くなったということです。
釜山市によりますと、この20代の感染者は交通事故による脳出血で1年以上入院治療を受けていたということで、集団隔離を行っていた感染者に接触して感染したと推定されるということです。
また、ウイルス検査を行った当時、発熱症状が確認されたほか、基礎疾患により健康状態も良好ではなかったということです。
集団隔離を行っているこの病院では、今月4日から現在まで従業員と患者など合わせて25人の感染者が確認されています。
保健当局によりますと、この病院の従業員15人と患者9人に対し、今月13日に追跡検査を行った結果、全員陰性だったということです。