中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は19日までに新たに561人が確認され、累計で8万6128人になりました。
新たな感染者561人のうち、国内での感染は533人で、残りの28人は海外からの入国者でした。
去年11月中旬から本格化した感染拡大の「第３波」は、12月25日に1240人と、ピークに達してから徐々に減少傾向を見せ、ソルナル＝旧正月の連休中は300人台前半にまで減りましたが、その後、400人台から600人台にまで急増しました。
19日は前日から60人減り、3日ぶりに600人を下回りましたが、医療機関や工場で集団感染が続いているうえ、人の移動が増えたソルナル連休の影響が本格化する時期であることから、1日の新たな感染者はさらに増える可能性があります。
政府の感染防止対策「社会的距離の確保」のレベルが引き下げられ、不特定多数の人が利用する飲食店やクラブなどの営業制限が緩和された影響も徐々に表れてくる可能性が高く、流行の「第4波」を懸念する声も出ています。
政府は、感染拡大が続く場合、感染防止対策の強化などを検討する方針です。
死者は6人増えて、合わせて1550人になりました。