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ことし1月に家で育児や家事を行った男性が、前の年に比べておよそ30%増加し、20万人に迫っていることが分かりました。
10日、聯合ニュースが統計庁のデータを分析した結果、ことし1月の非経済活動人口のなかで育児や家事を行った男性は、前の年より4万4000人増えて合わせて19万4000人でした。
具体的には、育児を担当した男性が1万1000人、家事を担当した男性が18万3000人でした。
統計庁は、小学校に入学する前の子どもの世話をする場合は「育児」、その他家事を担当する場合は「家事」と分類しています。
家で育児や家事を行った男性が増えた背景として、新型コロナの影響で子どもを預けるのが難しくなっていることもあり、育児に参加する男性が増えたことがあげられます。
雇用労働部によりますと、去年民間部門で育児休暇を申請した男性は2万7423人で、前の年よりも23%増加したということです。
育児休暇などを通して育児や家事に参加する男性が増えたことで、男性と女性の伝統的な役割に対する認識にも少しずつ変化がみられているということです。