中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は11日までに新たに465人が確認され、累計で9万4198人になりました。
新たな感染者465人のうち、国内での感染は444人で、残りの21人は海外からの入国者でした。
地域別にはソウル137人、京畿道(キョンギド)178人、仁川(インチョン)18人と首都圏だけで合わせて333人で、全体の75.0%に上りました。
死者は4人増えて1652人となり、韓国の致死率は1.75%になりました。
新型コロナウイルスの感染者数は、3週間近く300人から400人台で推移しながら横ばい状態となっていますが、最近、小規模な集まりや事業所などでのクラスターが相次いで発生したことから、新規感染者が増加傾向に転じる兆しを見せています。
一方、政府は今週、流行の状況や今後の予想などを総合的に考慮し、来週から適用する感染防止対策「社会的距離の確保」の調整案を12日に発表する予定です。