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国際

ヨーロッパ医薬品庁「AZ製ワクチンと血栓に関連性確認されず」

Write: 2021-03-19 12:35:35Update: 2021-03-19 13:51:01

ヨーロッパ医薬品庁「AZ製ワクチンと血栓に関連性確認されず」

Photo : YONHAP News

アストラゼネカ製のワクチンを接種した後に血栓ができていた事例が相次いで確認されていますが、EMA=ヨーロッパ医薬品庁は現地時間の18日、ワクチン接種と血栓症の関連性は確認できなかったと結論付けました。
今後韓国でのワクチン接種にどう影響するか注目されます。
海外メディアが19日に伝えたところによりますと、EMAはアストラゼネカ製のワクチンは安全で効果的であるため、承認勧告を維持すると発表しました。
ただ、血小板数の低下と関連した事例については、まだ因果関係が立証されていないため、追加の分析が必要だとしています。
これに先立ち、WHO=世界保健機構も今月14日、ワクチン接種が血栓を引き起こしたと断定できないとし、血栓ができるとの懸念から接種を中断しないよう勧告しています。
韓国政府は、ワクチン接種後に血栓ができた事例が確認されたとして20か国あまりが接種の中断を行っているなか、接種を中断する明確な根拠がないとして、計画通りにワクチン接種を進めていました。
これと関連して、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は17日、国会の保健福祉委員会の全体会議に出席し、アストラゼネカ製のワクチンの副作用が血栓だと断定できるかとの質問に対して、「まだ明確な根拠がない」と答え、「アストラゼネカ製のワクチンを接種しても問題ない。疾病管理庁の職員も全員接種している」と強調しました。
ただ、ワクチンと血栓症の関連性がないとするEMAの結論が出たものの、韓国では当分の間、アストラゼネカ製のワクチンを接種することへの不安が続くとの見方が出ています。
韓国では今月17日、アストラゼネカ製のワクチンを接種した後死亡した60代の療養型病院の患者に血栓ができていたことが初めて確認されたほか、その前日にも20代の接種者1人に血栓ができた事例が確認されています。
この20代の患者は、今月10日にアストラゼネカ製のワクチンを接種した後、脳血栓症の所見が確認されていて、現在は安定した状態で入院治療を受けているということです。

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