新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を終えた人が、70万人を突破しました。
新型コロナ予防接種対応推進団によりますと、24日までに新たに第1次接種を受けた人は2万151人で、70万3612人に対するワクチンの第1次接種が完了したことになります。
2回目の接種を受けた人も615人増えて、合わせて1498人となりました。
政府はことし9月までに国民の70%に対するワクチンの第1次接種を完了し、11月までに「集団免疫」を形成する目標に掲げていて、国民の10人中7人がワクチン接種を受ける意思を明らかにしています。
一方、中央防疫対策本部によりますと、先月26日にワクチン接種を開始してから副反応が確認された事例は合わせて9932件で、ワクチン接種後の死亡者数は合わせて16人になりました。
これに先立ち、新型コロナ予防接種対応推進団は、亡くなった16人のうち死因分析が終了した15人について、ワクチン接種との関連性はないとする暫定的な検証結果を発表しました。
こうしたなか、来月1日から接種が始まる75歳以上の高齢者に使われるファイザー製ワクチン25万人分が24日午前、韓国に到着しました。
政府はファイザー社と1300万人分のワクチンの購買契約を結んでいて、24日に到着した25万人分に続き、来月末に25万人分、ことし6月までに300万人分が供給される予定だということです。