10代から20代の若者の半分以上が、結婚しても子供を産む必要はないと考えていることが、アンケート調査でわかりました。
統計庁が去年、13歳以上を対象に行ったアンケート調査によりますと、結婚しても子供を産む必要がないと答えた人は32.0%と、2019年より1.6ポイント上昇しました。
年齢別にみますと、10代で子供を産む必要がないと答えた人は60.6%、20代では52.5%と、若い世代ほど出産は必須ではないと考える傾向があることがうかがわれます。男女別にみますと、女性が36.6%、男性が27.3%と、女性の方が多くなっています。
一方、「結婚するべき」と答えた人は51.2%と、2019年に比べ3.1ポイント高くなっていて、結婚するべきと答えた人の割合が、前年に比べ増加したのは、2008年以来初めてです。