新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人のなかに異常反応を訴える人がいるため、政府は、来月1日からは、「ワクチン休暇」を導入すると明らかにしました。
中央災害安全対策本部によりますと、来月1日からワクチン接種後に異常反応が確認された場合、医師の所見書がなくても申請さえすれば休暇を取れるようにするということです。
ワクチン接種を受けた後、通常10~12時間以内に異常反応が現れることを踏まえ、接種した翌日に休暇を取れるようにし、異常反応が実際に現れた場合は、追加でもう1日休めるようにするということです。
これは、接種を受けた後に異常反応が現れた場合、一般的に2日以内に改善し、症状が48時間以上続いた場合は、医療機関を訪問しなければならない原則を踏まえた措置です。
また、ワクチン接種を受けるための時間を確保するため、ワクチン接種当日は、公休扱いや有給休暇などを適用するよう雇用者側に勧告しました。