中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は31日までに新たに506人が確認され、40日ぶりに最多となりました。
新たな感染者506人のうち、国内での感染は491人で、残りの15人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル156人、京畿道（キョンギド）106人、釜山（プサン）58人、忠清北道（チュンチョンブクド）と慶尚南道（キョンサンナムド ）がそれぞれ21人を記録し、首都圏以外の地域でも2か月ぶりに200人台となりました。
重症患者は108人、死者は2人増えて合わせて1731人となりました。
去年11月中旬以降から本格化した感染の「第３波」は、ことしになっても収まらず、５か月経った今もなお続いています。
政府は、春の行楽シーズンが始まり、来月4日のイースターや7日のソウルと釜山の市長補欠選挙を控えていることから、感染がさらに広がる可能性があるとして、感染症対策を徹底するよう呼びかけています。
一方、30日に新たに２万8000人あまりがワクチン接種を受け、接種者数は累計で85万2000人あまりとなりました。
来週からは特殊学校と保健教諭のワクチン接種が始まります。