ソウルの桜の名所の一つ、汝矣島(ヨイド)の桜並木道が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月31日から4月12日まで通行禁止となります。
汝矣島を管轄する永登浦(ヨンドゥンポ)区は、例年より桜が早く開花したことから、当初の予定より1日前倒して、3月31日から汝矣島の桜並木道の通行を禁止しました。
通行が禁止される区間は、西江(ソガン)大橋の南端から国会議員会館前の交差点までで、期間は、4月12日までとなります。
また、3日と4日、10日と11日の土日には、 桜並木道周辺のバス停7か所と、汝矣島漢江(ハンガン)公園の駐車場が閉鎖されます。
毎年、花見シーズンになると花見客でにぎわっていた汝矣島の桜並木道は、この日、人影も車もなく閑散としていました。
永登浦区は、少しでも汝矣島で花見を楽しめるよう、抽選で選ばれた人を対象に、汝矣島桜並木道を1時間30分間、散歩できるお花見イベントを開催します。
イベントは4月5日から11までの7日間行われる予定で、午前11から午後9時まで、スタッフを含む100人未満の人が時間差を置いて入場します。
また、ほかのソウルの桜名所、石村湖(ソクチョンホ)も、4月1日から、出勤時間の午前5時から9時までを除き、通行が禁止されます。