中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は12日までに新たに587人が確認され、累計で11万146人になりました。
1日の新たな感染者587人のうち、国内での感染は560人で、残りの27人は海外からの入国者でした。
地域別にはソウル160人、京畿道(キョンギド)173人、仁川(インチョン)12人と首都圏だけで全体のおよそ62%の345人でした。
首都圏以外では、釜山(プサン)46人、蔚山(ウルサン)31人、全羅北道(チョンラブクド)24人、大田(テジョン)17人、忠清北道(チュンチョンブクド)17人などでした。
死者は2人増えて合わせて1770人になり、韓国の致死率は1.61%になりました。
1日の新たな感染者数はこの1週間で平均607人と、政府の感染対策「社会的距離の確保」のレベルを図る基準となる600人を超えました。
去年11月中旬から本格化した新型コロナ流行の第3波は、終息する様相を見せないまま、感染拡大第4波の初期段階に入った様相を見せています。
1日の新たな感染者数は、同じ週明けの先々週の月曜日が384人、先週の月曜日が473人で、そして今週が587人で、感染拡大が進んでいることを示しています。
政府はいまの「社会的距離の確保」措置を来月2日まで3週間延長するとともに、首都圏と釜山の遊興施設に対して営業禁止措置を取りました。