海外の製薬会社の新型コロナウイルスワクチンを、韓国国内の製薬会社でことし8月から委託生産することがわかりました。
政府のワクチン導入タスクフォースは、15日の記者会見で「国内の製薬会社が海外で承認されたワクチンを生産することについて具体的な契約締結を進めている」としたうえで、「ワクチンは8月から国内で大量に生産する予定だ」と明らかにしました。
現在、海外で承認を受けたワクチンは、アストラゼネカ製とファイザー製、モデルナ製などがあります。
タスクフォースは、委託生産することになる製薬会社やワクチンの種類については明らかにしておらず、「契約が確定し次第公開する」としています。
現在、韓国ではSKバイオサイエンスがアストラゼネカ製のワクチンを委託生産しています。SKバイオサイエンスはノババックス製ワクチンの委託生産も行っていて、早ければ6月にも完成品を供給できる見通しです。