中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は28日までに新たに775人が確認され、累計で12万673人になりました。
1日の新たな感染者数は、検査件数が少ない土日には500人台まで減少しましたが、4日ぶりに700人台を記録しました。
1日の新たな感染者775人のうち、国内での感染は754人、海外からの入国者は21人でした。地域別には、ソウル257人、京畿道(キョンギド)189人、仁川(インチョン)19人と、首都圏だけで全体のおよそ61.7%にあたる465人に上りました。重症患者は160人、死者は1人増えて、合わせて1821人になり、韓国の致死率は1.51%になりました。
このうち集団感染の事例として、東京オリンピックの出場権獲得に向け、国際大会に出場したレスリング韓国代表チームで集団感染が確認されました。
大韓レスリング協会によりますと、27日の時点で合わせて22人が新型コロナに感染したということです。
すでに帰国した選手やトレーナーなど代表チームのメンバー8人と、別の世界大会に参加するためブルガリア・ソフィアに滞在している代表チームのメンバー14人が陽性判定を受けたということです。