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社会

保健当局 「新型コロナ予防接種だけでは根絶できない」

Write: 2021-05-07 09:05:06Update: 2021-05-07 10:41:36

保健当局 「新型コロナ予防接種だけでは根絶できない」

Photo : YONHAP News

保健当局は、新型コロナウイルスについて、ワクチンの予防接種だけで根絶できるような感染症ではなく毎年発生する可能性があるという認識を示しました。
中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は6日、オンラインでの記者会見で、新型コロナウイルスは、変異したウイルスにより感染拡大が長期間続く恐れがあるとして、予防接種を何回か受けるだけで根絶される感染症とみなすのは困難で、毎年感染拡大が発生する可能性があるという認識を示しました。
鄭庁長は、韓国で感染拡大が抑えられたとしても、ワクチンの接種率が低い国から変異ウイルスが流入して感染が拡大することが懸念されるとして、世界の変異ウイルスの感染拡大状況を引き続き見守ることで、今後の状況を予測できるだろうと説明しました。
1日の新規感染者数が100人以下の状態を維持する時期が来るかという質問に対して、鄭庁長は、感染防止対策で市中感染をどれほどうまく統制できるかや、予防接種ペースを高め、免疫を持っている人の割合を上げることができるかにかかっているとして、今年後半に接種率を急速に上げることができれば、感染者数を減らせるという見通しを示しました。
また、鄭庁長は、ワクチン接種の重要性を改めて強調しました。
鄭庁長は、現在の感染状況をある程度維持しながらワクチンの接種率を高めることが非常に重要だとしたうえで、現在の接種率は6.7から6.8%程度だが、市中感染を防ぐためにはまだ低いと指摘しました。
一方で、感染リスクが高い高齢者や医療従事者が優先的に接種を受けたため、医療機関での流行を防いで重症患者や死者を減らす一定の成果はあったとして、医療崩壊を防ぐという第一の目標はある程度達成できている状況だと評価しました。

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