兪銀恵（ユ・ウネ）副総理兼教育部長官は、「２学期は全面登校を目標に準備する」と述べました。
兪長官は17日、学校における感染防止を検討する専門家諮問会議で「現在のおよそ73％の登校授業の割り合いを維持しつつ、段階的に登校を拡大する」としたうえで、「２学期には全生徒が全面登校することを目標として準備していく」と述べました。
兪長官は、現場の積極的な協力により学校の運営が比較的、安全に維持されていることに触れながら、「登校授業を拡大するためには、徹底した学校防疫を含め、様々な前提条件を満たさなければならない。現在の防疫点検システムを維持しながら、持続的に点検を行っていく計画だ」と説明しました。
現在、５月13日の時点で、全国の学校の98％にあたる２万104校が運営中で、全国の幼稚園、小中高校や特殊学校の生徒全体の73.4％にあたる435万人が対面授業を受けています。
登校授業の拡大措置以降、学校内の感染者の割合は、ここ３週間で生徒10万人あたり18.9人で、人口全体の10万人あたり25.1人より低い水準となっています。