新型コロナウイルスの影響で航空業界の不況が長期化し、航空業界、とくにLCC=格安航空会社の赤字が続いています。
金融監督院のまとめによりますと、ジンエアー、済州(チェジュ)航空、ティーウェイ航空のLCC3社のことし第1四半期の営業利益は、前の年の同じ時期にくらべて大幅に減り、営業損失は拡大しました。
ジンエアーはことし第1四半期、売り上げ439億ウォン、営業損失601億ウォンを記録し、売り上げは前年比で69.5%減り、営業損失は92%増加しました。
また、済州航空の営業損失は873億ウォンで32.8%、ティーウェイ航空は454億ウォンで103.7%増加しました。
最近、貨物運賃の高騰により、貨物機を多数保有するアシアナ航空や大韓航空は売り上げの減少幅が小さいか、むしろ黒字を記録しましたが、これまで旅客の輸送に集中してきたLCCは、中・大型航空機の不足で貨物運送の拡大には限界があるため、その恩恵を受けられずにいます。
また、国際線の運航中断により、LCC各社が国内線に集中せざるを得なくなり、航空券の安売り競争が激しくなったことで国内線の収益性の悪化にもつながっています。
さらに、LCCよりもさらに安価なULCC=超格安航空会社を目指すエアロケイが国内線に就航し、新興LCCのエアプレミアも国内線の就航を準備していることから、当分の間、国内線の飽和状態は続く見通しです。