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国際

釜山市長、日本総領事に汚染処理水の解決に向け韓日共同研究を提案

Write: 2021-05-19 11:18:43Update: 2021-05-19 14:25:55

釜山市長、日本総領事に汚染処理水の解決に向け韓日共同研究を提案

釜山市の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)市長は18日、釜山駐在の丸山浩平総領事に対し、日本政府が海洋放出を決めた東京電力福島第1原発の汚染処理水について、微生物を活用して処理する方法の共同研究を提案しました。
朴市長はこの日午前、釜山市庁舎で丸山浩平総領事と面談し、日本政府が東京電力福島第1原発の汚染処理水の海洋放出を決めたことに懸念を示しました。
そのうえで朴市長は、「釜山の主力産業である水産業に及ぼす悪影響が懸念され、市民の不安も高まっている」とし、「微生物を活用して放射性物質を処理する方法が代案になる可能性がある」と述べ、韓日で共同研究を進めることを提案しました。
これを受け、丸山総領事は、「日本も水産業の割合が高いため、こうした懸念を十分認識しており、説明する準備ができている」としたうえで、「両国の努力が必要だ」と話しました。
これを前に、朴市長は15日、日本政府が汚染処理水の海洋放出することを決定したことに対し、撤回を求める声明書を釜山総領事館に送っています。
一方、丸山総領事は、JR新大久保駅のホームから転落した日本人男性を助けようとして亡くなった李秀賢(イ・スヒョン)さんの20周忌を今年1月に迎え、釜山市が様々な支援を行ってくれたことに対し、感謝の言葉を伝えました。
そのうえで、総領事館前の歩道に設置された少女像に対する懸念を示しました。
これについて朴市長は、「韓日関係の前向きな糸口を通じて解決するのが望ましい」としたうえで、「少女像問題は、何よりも市民的合意が前提となる必要がある」と答えました。

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