中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は20日までに、新たに646人確認され、累計で13万4117人になりました。1日の感染者は2日連続600人台となりました。
新たな感染者646人のうち、国内での感染は619人で、残りの27人は海外からの入国者でした。
地域別に見ますと、ソウル238人、京畿道(キョンギド)183人、仁川(インチョン)13人と、首都圏だけで全体の70.1%に当たる434人でした。
死者は4人増えて、合わせて1916人になりました。
5月に入って、子どもの日や父母の日などでの家族の集まりを中心にクラスターが発生しているほか、変異ウイルスの感染者が地方でも頻発していて、感染者数はさらに拡大する可能性があるとみられています。
このため政府は、23日に終了予定の現行の感染防止対策「社会的距離の確保」と5人以上の集まりの禁止をさらに延長する見通しです。