中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は21日までに、新たに561人確認され、累計で13万4678人になりました。
新たな感染者561人のうち、国内での感染は542人で、残りの19人は海外からの入国者でした。
地域別に見ますと、ソウル171人、京畿道（キョンギド）161人、仁川（インチョン）12人と、首都圏が全体の60％を超えています。
政府は21日、23日に終了予定の現行の感染防止対策「社会的距離の確保」と５人以上の集まりの禁止を24日から3週間さらに延長する方針を明らかにしました。
金富謙（キム・ブギョム）国務総理は、新型コロナ対応を話し合う中央災害安全対策本部の会議で、「感染者数が急増するなど状況が悪化したら即時に防疫強化措置を検討する」と述べました。
感染防止対策を強化しない理由については、「重篤・重症患者が減少し、病床の余力は十分だ」と説明ました。
金国務総理はまた、「ワクチン接種を終えた人が日常の回復を体感できるよう、さまざまな優遇策を近く発表する」と述べ、ワクチン接種への参加を呼びかけました。