ソウルの地下鉄1~8号線などを運営するソウル交通公社は、赤字が拡大していることを背景に、人員削減などコスト削減策を検討していることがわかりました。
ソウル交通公社は、経営赤字が拡大していることを背景に、全体の6%に当たる1,000人の人員を削減したり、地下鉄の深夜の運航を中断したりして、コスト削減を進める案を検討しているということです。
ソウル交通公社は、今後ソウル市など関係機関と協議し、方針を確定するとしています。これについて、ソウル市の関係者は、ソウル交通公社側からまだ説明をうけていないとして、計画案が示されたら、検討するとコメントしました。
ソウル交通公社は、2017年に設立されてから2019年まで、毎年5000億ウォン規模の当期純損失を出していて、去年の当期純損失は1兆1000億ウォンに上り、経営が厳しくなっていて、経営戦略の転換が問われています。