ポータルサイト最大手「ネイバー」とインターネットサービス大手「カカオ」のアプリを通じて、アストラゼネカ製の新型コロナワクチンの残量を確認することで、当日予約をしワクチン接種ができるようになります。
新型コロナ予防接種対応推進団は、ネイバーとカカオの地図プラットフォームなどを活用し、予約のキャンセルなどで出た残余ワクチンを確認して当日予約できるサービスを27日から2週間、試験運用すると明らかにしました。
正式運用は、来月9日からとなります。
ネイバーは、検索エンジンや地図アプリで残余ワクチンを検索すると、委託医療機関別にワクチンの残量を確認できるということです。
また、カカオは、カカオトークの残余ワクチン関連のタブを選択、もしくはカカオマップを利用して確認できるということです。
予約は、残余ワクチンがある委託医療機関を選択し、認証を経て行えますが、ワクチン接種をすでに受けたか、既存のシステムで予約を行った場合、そしてアストラゼネカ製のワクチン接種が推奨されない30歳未満などは、予約できないということです。
アストラゼネカ製のワクチンは、1つの瓶に10人分の接種量が入っていて、開封後は最大6時間以内に使用しなければなりません。