アシアナ航空は、外国の空港に着陸せず上空を飛行しただけで戻ってくる「国際線観光飛行」を来月から金浦（キンポ）空港発の航空便でも実施すると27日、発表しました。
アシアナ航空は、国土交通部が今月から金浦、金海（キメ）、大邱（テグ）空港に対しても観光飛行を許可したことを受けて、６月に仁川（インチョン）国際空港で２便、金浦空港で１便の国際線観光飛行の運航を計画しています。
観光飛行に使われる航空機は、仁川空港発が「エアバスA380」、金浦空港発は「エアバスA321neo」で、いずれも釜山（プサン）、日本の福岡、済州（チェジュ）上空を２時間20分をかけて飛行してから戻るコースとなっています。
アシアナ航空は、各国の観光庁と協力して、海外旅行のコンセプトを活かした観光飛行を行っていて、スペイン（４月）、オーストラリア（５月）に続き、６月は台湾観光庁とコラボして台湾コンセプトの観光飛行を提供する予定です。
この観光飛行は国際線の運航となっていて、搭乗客はパスポートが必要であるため、利用客は空港や機内はもちろん、市内にある免税店も利用することができます。