中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は28日までに新たに587人が確認され、累計で13万8898人になりました。
新たな感染者は前日より42人少なく、3日ぶりに600人を下回りました。
新たな感染者587人のうち、国内での感染は571人で、残りの16人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル212人、京畿道(キョンギド)146人、仁川(インチョン)26人などとなっています。
中央災害安全対策本部のチョン・ヘチョル第2次長は28日の会議で、「遊興施設と関連した集団感染の余波が続いているほか、知人の集まりや宗教施設などでの小規模な集団感染が全国各地で発生しているなど、感染拡大の可能性は依然として高い状況だ」と、懸念を示しました。
ワクチン接種の進展状況については、「国民の積極的な参加が続けば、来月までに1300万人の接種を終えるという目標を無事に達成でき、集団免疫も早期に達成できるだろう」との見通しを示しました。
27日に新たにワクチンを接種した人は65万7000人で、ワクチン接種が始まった2月末以来最も多くなっています。
現在、65歳から74歳までの513万人に対する接種が全国の1万3000あまりの医療機関で行われていますが、予約した人の98%が接種を受けており、各医療機関でワクチンが余ることはほとんどないということです。