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社会

外国人の不法滞在、新型コロナの影響で過去最高に

Write: 2021-05-31 09:29:51Update: 2021-05-31 10:40:08

外国人の不法滞在、新型コロナの影響で過去最高に

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの影響で、韓国に住む外国人のなかで不法滞在者の割合が過去最高を記録しました。
法務部の出入国外国人政策本部の統計によりますと、外国人の不法滞在者は4月時点で39万2000人あまりとなり、その割合、不法滞在率は過去最高の19.7%となりました。
外国人の不法滞在率は、新型コロナの感染拡大が始まる前の去年1月には16.3%でしたが、流行の「第1波」が始まった去年4月には18%台となり、さらに「第3波」が始まった去年11月には19%台に達し、ことしに入ってからも上昇傾向が続いています。
また、不法滞在の外国人の数も、去年7月に過去最多の39万9000人あまりを記録してから年末まで多少減少しましたが、ことしに入って再び上昇し、4月にはことし最多の39万2000人あまりとなっています。
不法滞在が増えた背景として、就職などを目的に入国した外国人が新型コロナの影響などで出国を延期するケースが増えたことが挙げられ、帰国しても就職が難しいと判断して韓国に滞在する人が増えているということです。
実際に不法滞在者のおよそ30%は、就職ビザや外国人登録証を持つ「長期滞在外国人」が占めていて、4月時点では去年の同じ時期に比べて18.9%増加して11万5000人あまりに達したということです。

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