韓国の単独世帯の割合が、去年は全体の30.4%に達したことがわかりました。
女性家族部は30日、去年9月に全国の1万997世帯を対象に行った調査結果を発表し、単独世帯の割合が5年前に比べて9.1ポイント上昇して30.4%を記録したと明らかにしました。
2010年に15.8%だった単独世帯の割合は、2015年には21.3%、去年2020年には30.4%と上昇していて、ここ10年でおよそ2倍増えたことになります。
単独世帯の性別は、女性が53%、男性が47%でした。
年齢別には、70歳以上が26.7%でもっとも多く、次いで60代が19%、50 代が15.4%、20代が13.6%、30代が13%の順となり、50代以上が全体の61.1%を占めました。
婚姻状態別には未婚が40.2%でもっとも多く、次いで配偶者と死別が30.1%、離婚もしくは別居が22.3%でした。
一人暮らしをしている理由は、「学業や仕事」が24.4%でもっとも多く、次いで「配偶者と死別したため」が23.4%、「一人暮らしがしたいから」が16.2%でした。