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国際

米ブリンケン国務長官、NATOに韓国・日本などとの協力強化を要請

Write: 2021-06-02 12:18:34Update: 2021-10-14 14:26:00

米ブリンケン国務長官、NATOに韓国・日本などとの協力強化を要請

Photo : YONHAP News

アメリカのブリンケン国務長官は現地時間の1日、NATO=北大西洋条約機構の加盟国に対し、韓国や日本などとの協力強化を要請しました。
アメリカ国務省は、ブリンケン国務長官が現地時間の1日、テレビ会議形式で開催されたNATO外相会合で、オーストラリアや日本、ニュージーランド、韓国との協力を強化するよう要請したと明らかにしました。
ブリンケン国務長官がこれら4か国を言及した理由については明らかにしませんでしたが、これらの国が中国をけん制するためにアメリカが結びつきを強めているインド太平洋地域に位置しているという共通点があります。
なかでもオーストラリアと日本は、インドとともに、アメリカが中国をけん制するために主導している、いわゆる「クアッド」に参加しています。
アメリカの中核的な同盟国である韓国と、アメリカも参加している情報共有同盟「ファイブ・アイズ」のメンバーであるニュージーランドは、これまでクアッドを拡大、もしくは協力強化を進める際の対象国として言及されてきました。
そのため、NATOに対するブリンケン国務長官の要請は、NATO加盟国にアメリカの中国けん制への協力を求めるとともに、インド太平洋地域の国々との協力を強化する必要性を示唆したとの見方があります。
国務省によりますと、ブリンケン国務長官はこの日、ロシアと中国の体系的な挑戦課題に対抗し、気候変動やサイバー空間での脅威などに取り組むNATOに支持を送ったということです。
加えて、ブリンケン国務長官は、バイデン政権が強調している同盟の再活性化について言及したうえで、NATOに対するアメリカの約束を再確認し、NATOとEUの協力を含めたパートナーシップの重要性について説明したということです。
 
★2021年10月14日修正

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