中央防疫対策本部は、新型コロナワクチンの1回目の接種を受けた人の数が、6月1日だけでおよそ56万5000人を記録したと明らかにしました。
これで、1回目の接種を終えた人の数は、累積でおよそ635万8000人、人口の12.4%となります。
60歳から74歳の高齢者層と慢性呼吸器疾患を持つ人をはじめ、幼稚園や保育園、小学1・2年生の教師を対象に行ったアストラゼネカ製ワクチンの事前予約は今月3日に締め切りとなりますが、1日午前0時の時点で対象者の72.3%が予約を行ったということです。
防疫当局は、今回予約を行わなかった場合、10月にならないとワクチン接種を受けられないとして、積極的に参加するよう呼びかけました。
来週からは、ファイザーとヤンセンのワクチン接種も始まります。
まず、30歳未満の韓国軍兵士41万人あまりは、今月7日から軍の医療機関でファイザー製ワクチンを接種します。
30歳以上の予備役や民間防衛隊員など90万人を対象に行うヤンセン製のワクチン接種は、今月10日から地域の病院などで開始する予定となっています。
金富謙（キム・ブギョム）国務総理は2日、新型コロナ対応を話し合う中央災害安全対策本部の会議で、下半期には学校を筆頭に日常の回復が本格化すると話しました。
一方、新型コロナの感染者は２日までに新たに677人が確認され、6日ぶりに再び600人を超えました。