新型コロナウイルスのワクチンの2回の接種を完了した後に感染した人は、およそ214万人のうち9人と確認され、率にして、0.0004%であることが保健当局の分析でわかりました。
中央防疫対策本部によりますと、先月31日までに、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人は、214万3385人でした。
ワクチンの接種が完了してから14日が過ぎた後、感染が報告されたのは、0.0004%に当たる9人で、いずれもファイザー製のワクチンを接種しています。
この9人の年齢は、80代が4人、70代が1人、50代が2人、20代と30代がそれぞれ1人です。
中央防疫対策本部は、ワクチン接種後の感染者がいずれもファイザー製のワクチンを接種した人であることについて、ほかのワクチンに比べ、ファイザー製のワクチンの接種率が高いだけで、どのワクチンであれ、接種した後に感染するリスクはあると説明しました。
一方で、韓国はほかの国に比べ、ワクチン接種完了後の感染率が低く、ワクチンを接種することで得られる効果は大きいと思われると強調しました。