韓国では今週中にも60歳から74歳の高齢者に対するアストラゼネカ製ワクチンの1回目の接種が完了し、75歳以上の高齢者に対する2回目の接種とファイザー製ワクチンの接種を受けた人の2回目の接種が始まります。
新型コロナウイルス予防接種対応推進団によりますと、14日午前0時の時点で、アストラゼネカ製ワクチンの接種を受けた人は60歳から74歳の高齢者など合わせて587万7000人あまりで、19日までに事前予約者240万人に対する接種を行ったあと日程が終了すると明らかにしました。
5月と6月、アストラゼネカ製ワクチンは合わせて806万9000回分が導入され、このうち698万7000回分が1回目の接種用に委託医療機関に送られました。
現在、アストラゼネカ製ワクチンの物量に対して予約者はおよそ36万人上回っていて、推進団は今月中に接種を受けられない対象者は来月初めにすべて接種完了できるようにすると明らかにしました。
一方、今週から75歳以上の高齢者や療養施設の従事者など140万人あまりに対して、2回目の接種がスタートします。
推進団によりますと、ファイザー製ワクチンは3週間の間隔を開けて2回目の接種を行うため、5月の第4週から6月の第2週までに1回目の接種を終えた人を対象に2回目の接種を行うということです。