2学期からは、政府の感染防止対策「社会的距離の確保措置」のレベルが第1・第2段階の場合、全国の幼稚園と小・中・高校の児童生徒の登校が認められることになりました。
兪銀恵(ユ・ウネ)副総理兼教育部長官は、20日の定例記者会見で、政府の感染防止対策「社会的距離の確保措置」のレベルが4段階に簡素化されたのに合わせ、学校の密集度の基準も見直すと明らかにしました。
具体的には、第1段階ではすべての学校で全面登校を実施するということです。第2段階でも全面登校は可能ですが、地域の状況に合わせて中学と高校の密集度は3分の2、小学3~6年生は4分の3以上に調整できるということです。
新たな「社会的距離の確保措置」のレベルは7月から適用される予定ですが、ほとんどの学校が7月の3週目に夏休みに入るのを踏まえ、学校は2学期から適用するということです。
政府は、8月までにできるだけ多くの学校関係者に対してワクチン接種を行なう予定だとしていて、国民の3600万人が1回目のワクチン接種を完了する10月ごろには、学校での教育活動も正常化するとの見通しを示しました。