新型コロナウイルスの感染防止対策として、7月から「社会的距離の確保措置」のレベルが見直され、従来の5段階から4段階に縮小されますが、政府は27日、首都圏にはこのうちの第2段階、首都圏以外の地域には第1段階を適用すると発表しました。
第2段階が適用される首都圏では、遊興施設の営業が可能になるほか、カフェや食堂の営業時間が、午後10時から深夜0時まで2時間延長されます。
また、友人や知人などとの私的な集まりの人数制限は、7月14日までは履行期間としてこれまで通り6人までが認められ、それ以降は8人まで認められるということです。
第1段階が適用される忠清南道(チュンチョンナムド)を除いた首都圏以外の地域でも同じく7月14日までの2週間を履行期間に定め、私的な集まりの人数制限を済州島は6人まで、それ以外の地域は8人まで認めるということです。
ただ、忠清南道は、私的な集まりの人数制限を完全に解除する方針だということです。
第1段階では本来、マスクの着用や、施設を利用する際の名簿作成など、基本的な防疫ルールを守った場合は、各種集まりの人数制限や、不特定多数の人が利用する施設の営業時間制限が解除されます。