新型コロナウイルス予防接種対応推進団は１日、「７月のワクチン接種計画」を発表しました。
それによりますと、すでに接種対象であったものの、ワクチンが不足して接種を受けられなかった人を優先して接種を行い、今月中旬から段階的に接種対象を拡大する方針です。
新たに接種対象に加わる人のうち、ファイザー製ワクチン接種の対象となるのは、全国の高校３年生や大学受験の浪人生、高校の教員、幼稚園や小学校など児童施設の従事者、入隊前の将兵となっています。
今月から50代の接種も開始する計画で、モデルナ製のワクチンを接種することになります。
そして、賛同する企業や大学等において職域単位での接種を可能とする職域接種を今月末から開始する計画で、職域接種ではモデルナ製のワクチンが使用されます。現在、職責接種を希望している事業所は44か所で、およそ39万人が職域接種を通じて接種を受けることになりそうです。
また、自治体の大規模接種について、人口構成や防疫状況を考慮したうえで、今月末または来月初旬からスタートするとしています。