大邱の列車追突 指示の意味取り違え
Write: 2003-08-09 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
8日、大邱市の国鉄京釜線で急行ムグンファ号が貨物列車に追突し、乗客2人が死亡、112人がけがをする事故がありましたが、事故の原因は、指令室と、2本の列車の機関士との間の無線交信の混乱が原因であることが分かりました。これまでの警察の調べによりますと、事故のあったコモ駅と慶山(キョンサン)駅の間は、来年春運転を始める京釜高速鉄道のための信号機の取り替え工事が行われていたため、通常の自動信号機を使わずに、駅の指令室と、列車の機関士が、無線で連絡を取り合って運行が行われていました。しかし、8日は、自動信号機が試験的に作動していたことから、信号が入ったり消えたりする状態になっており、貨物列車の機関士は本来、これに従う必要がなかったのに、信号機に従って動いたり止まったりを繰り返し、結局、後ろから走ってきたムグンファ号が追突してしまいました。これについて、貨物列車の機関士は、「コモ駅の指令室から正常に進むよう指示を受けた」と述べていますが、コモ駅の指令室職員は、「作業区間なので、信号を無視して正常速度で進め」という意味だったと証言しており、双方のくい違いと、さらにムグンファ号への指示の不適切が原因とみられています。
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